山も谷もない30後半Webディレクターの手日記

気が付いたら40の背中が見えるようになってきた、バツイチwebディレクターの仕事にほとんど関係ない、日常のことを綴ったり綴らなかったりするブログ

甥っ子狂騒曲

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何にもないと言った舌の根も乾かぬうちに申し訳ないのだが(このブログでは翌日は奇跡である)、いや謝る必要もないのだが(私はすいませんが口癖である)、年末年始の帰省で甥っ子と会うというイベントがあった。

 

甥っ子は1歳そこそこという経歴で、前回あったのは1歳ちょうどの晴れ舞台だった。当時はつかまり立ちがやっとで移動手段はもっぱら四つん這いになって動くくらいだったのだが、すっかり大きくなり二足歩行で家の中を所狭しと歩き回っていた。特に台所が気になるようで台所に入っては誰かに連れ戻されていた。台所にエロ本でも落ちてたんだろうか。コントのようだった。

 

まだ意味のわかる会話は出来ないが何かしらの言葉を発するようになっていた。知能レベルが幼児と一緒で脳みそが柔らかければ会話ができるのかもしれないが、私は辛うじて3歳児レベルだったので会話は成立しなかった。

 

それにしても一歳児を中心にして(私から見て)90近い祖父母も還暦の両親も親戚の叔父叔母も振り回されていた。甥っ子が泣く度、笑う度、うんこする度、なんらかのリアクションをとっていた。新喜劇かよ。思えば私の娘はほぼ親戚の衆目を集める事なく、私の親権が真剣になくなってしまったため、こういう機会が初めてだった。かわいそうなことをしたと思っている。

 

すっかり足腰も弱くなり表情もなくなりかけている祖父も、幼児を前にすると笑顔になるし、よくしゃべる。誰の子かはわからないかもしれないけれど、正月に会うなりポチ袋に入れもせず裸の日本銀行券を渡していた。思わず私も身構えていたが、30半ばのバツイチ中年はデイサービスの職員に間違えられて終わった。

 

今でこそ3歳となった娘とたまにだが会うときは会話もできるしお菓子を中心によく食べるのだが、幼児の頃極端に接していないので接し方に困る。声のトーンをこれでもかと上げて「~でちゅ」とかすごいうらやましい。歌を歌ったりとか音痴な自分には、たとえ難易度の低そうなABCの歌であろうがとても考えられない。決して素直に子供に接することができる大人を斜めにみてバカにしているとかは一切ない。むしろそれができなくて親権がはく奪されたという面もあったりする。

 

幼児と接する自分を客観的に見てしまうのが原因だろうか。ちょっと前の総理大臣みたい。あなたとは違うんです

 

客観的に見て、私なんかが、希望に満ち溢れた、一族の期待を一身に集める甥っ子に対して、上から目線で話しかけたらバカにしてるのか!って物心ついたら怒られそうなんだ。あの時は抱っこされてやったけど、これからはお前ら世代を支えなきゃなんねえんだよ、ってよくある年金の絵を片手に怒鳴り散らされそう。そんな不安を抱えているので話しかける言葉は「どうも」ばかり、抱っこするよりは並んで座り、風呂には先に入っていただく。そんな生活を送っていたので、年金はもらいたい。

 

そういえば娘と二人で電車に乗った際に、「座りたい!」とアピールをした娘に席を譲ってもらった車内でテンパっていて、駅に着くたび降りるのか聞いてくる娘に対して、「まだです」「おりますよ」と敬語で接していた時は驚いた。テンパってるとか全然客観的に見れてない。

 

娘っていうかお嬢と執事みたいな感じか。親権ないし。

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ただの新年のあいさつ

 

 

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徹底したネット社会からの隔絶を実現し、常時アルコールを摂取するような生活をつづけた結果、平成の世も終わろうというご時世に、気になる正月特番はほぼコンプリート。娯楽はTVだけである。パンケーキ食べたい。

 

そんな仕事はじめの今日この頃、あけましておめでとうございます。今年もゆるく更新していくのでよろしくお願いします。パンケーキ食べたい。

 

大型連休明けの仕事はじめとあって、そこかしこでお土産のばら撒きが行われていた。北海道のお菓子に、関西のお菓子、温泉まんじゅう、口パッサパサになるやつ、どれもこれもおいしそうである。パンケーキ食べたい。

 

ただ、完全に自分は蚊帳の外だった。どこどこ行ってきましたーってお土産全然渡されない。比喩ではなく窓際の席なので自分が出社していることに気が付いていないかもしれない。比喩じゃなく窓際なのかもしれない。リストラは怖い。

 

こんな私なので年明け職場にデスク自体なくなっているんじゃないかと思ったりしたものだったが、そんなことはなかったので安心した。逆にこれやれっていう仕事が山積み、取引先等から届いた年賀状は1枚。余談だがプライベートで届いた年賀状は0である。あんなに届いてた中学生のころ通っていた歯医者からもいつも間にか届かなくなっていた。

 

年末友人と朝まで飲んだ帰りの電車、先に友人が下りるはずだったのだが、二人して爆睡。見事に寝過ごし。気が付いたら自分が降りる駅も過ぎた終点手前。隣の友人を起こそうとしても起きない。断腸の思いで友人を放置して自分だけ逆方向の電車に乗り換えるため下車。寒さに打ち震えながらやってきた反対方向の電車には、熟睡した友人が別れた時のままの格好で座っていた。隣に座りつつも、自分の下車駅で小声で別れを告げて帰宅した。

 

その後友人は、夕方までには家に帰ったらしい。こうやって人生を棒に振り続けて平成も幕を閉じようとしてるので、自分の人生が幕を下ろさないようにするのだけを目標に今年も生きていきます。よろしくお願いします。

 

アイコスは見つかりました。取りに行ってないけど。

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The new iqos 3 (ステラ―ブルー)

The new iqos 3 (ステラ―ブルー)

 

 

私から旅立ったiQOS

 

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ク~リスマス~が今年もやってくる♪

 

そりゃやってくる。さすがに日本人を30年以上やっていると、クリスマスが来ないことなどないのだとわかる。夏が来なかったことはあるかもしれないが、海の日が来ないことはない。冬がこないことはあるかもしれないが、大晦日は必ずやってきて年が明けて元旦になる。

 

クリスマスと同じくらい必ず来るものとして有名なのが増税である。先日もたばこの増税が襲ってきた。今やたばこはひと箱500円以上する貴族の嗜好品である。200円の時代もあったんだから、日本には貴族が増えたものである。

 

増税前の駆け込み需要として10箱セットのカートン販売などが飛ぶように売れていたが、喫煙者でありながらそこまで喫煙習慣がなく、いまだにファッション喫煙の域を抜けない、男子高校生に近いところの私は、増税自体忘れていた。以来、たばこは買わずに飲みの席でちょろっともらう程度にしていた。もらう側にも礼儀があるということで、iQOS本体のみ持ち歩いていた。たばこは二十歳になってから。

 

iQOSとは、最近はやりの加熱式タバコのことで、紙巻きたばこより健康にいいだとかたばこくさくないだとか様々言われている。が、しょせんたばこはたばこでくさいし、健康にいいってどういうことだと小学生の国語の教科書を読んで聞かせてやりたい気持ちになる。

 

そもそもいつでも辞められると思っているたばこだが、紙巻きたばこを吸える場所が徐々に狭まり、そんな気を遣うのだったらと思っていた矢先に、キャンペーンで購入したのが私とiQOSの馴れ初めである。キャンペーンで通常よりいくらか安くなっていたし、おまけに買ったら千円くらいかかるといわれたカバーまでつけてもらった。価格はその翌週から改定されて、購入時とほとんど変わらなくなったが。楽天かよ。

 

そんなiQOSが旅立った。いつものようにお酒を飲んで、家で目覚めると、隣にiQOSは、いなかった。お気に入りの服(カバー)だけが、コートのポケットに入っていた。いつも私の体の心配をしてくれていた(気がする)iQOS、何度言われようと(もらい)たばこをやめなかった私に愛想をつかして、ついに出て行ってしまった。

 

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私は自然と(昨夜の深酒を恥じて)涙を流していた。もう会えない、後悔とは後になって悔いるから後悔なのだ。過ぎてしまったことは忘れて、新しい一歩を踏み出そう。ようやく禁煙を実行に移す時がきたのだ。まさかiQOSに背中を押されると思わなかった。iQOSの分まで禁煙がんばってみよう。

 

で、サンタさん。
今年のクリスマスはiQOSが欲しいです。(新型)

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The new iqos 3 (ステラ―ブルー)

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バチっとくる静電気はもうイヤだ

 

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静電気が嫌いだ。乾燥してくる冬場は特にこいつがいろんなところで襲ってくるので憂鬱な季節である。

 

もともとリアクション芸人ばりのオーバーリアクションで回りをドン引きさせてきた34年間の人生だった。ビビッてばかりの人生だった。しょっちゅう、オーバーなんだからとか言わてきた人生だった。道を歩いてちっさい虫が飛んできただけでも声をあげるような人生だった。女子か。

 

静電気が発生しやすいスポットというのはある程度決まっている。中学校の渡り廊下、学生寮の下駄箱、向かいのホーム、路地裏の窓、こんなとこにいるはずもないのにバチっとくる。社会人になってからの静電気スポットはもっぱら会社の階段の扉になっている。弊社はオフィスビルの複数階に入っているのだが、フロア間移動にエレベーターを使うよりも非常階段を使うことの方が多い。その非常階段にたどり着くために2枚の扉をクリアしないといけないのだが、その扉どちらも静電気の巣である。

 

非常階段というだけあって、防火防煙に優れているのだろう、まあ重い。重いってことは想像つくだろうが、鉄である。鉄だと、いるのだ。静電気が。なんでこんな蓄えられるんだって感じでかなりの高確率でバチっとくる。ポケモンGOを開けば、絶対ピカチュウがここにいる。

 

途中転職したりオフィスが変わったりしてもだいたい非常階段には静電気がつきものだった。私だってドアノブに手をかけるたびに電流ビリビリでビビリのまま負ける男ではない。

 

扉と相対してノブに手をかける前に私は扉全体を手のひらでタッチする。時にそれはハイタッチのように、時にそれは相撲の張り手のように、結構な勢いで打撃を加える。これにどんな意味があるのか、科学的には全くわからない。だが、私の独自の解釈で静電気は先端ないし一部が触れるときにバチっとくる気がするので、先に手のひら全体で鉄に触れることで仮にバチっと来た時の痛みのリスクを分散しているつもりである。

 

さらにこの扉との関係性において先に接触したので、もう来ないはず、という謎理論も猛威を振るう。手のひらで静電気をうけていようがいまいが、すでにお前には唾をつけてあるのだぞと、力関係を誇示することによって、暴れる静電気を抑えられるのだ。何が抑えられるのだ、だ。

 

これの効果があるのかどうかは全く不明だが、毎回ビリビリとくることはない。ただし、毎回扉にハイタッチしている人間を人はどう見るのだろう。しかも職場で。

 

ちなみに静電気のビリビリと人間が恋に落ちるときのビビビって似ているので、扉の向こうにいる人に恋心を抱いてしまうこともあるかもしれない。

 

得てして中年のおっさんである

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2018年買ってよかったもの独断と偏見の5選

 

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毎年のことながらきてしまった。本当に、毎年毎年よくもまあ、飽きもせずにくるなと思う。12月。12月といえば年の瀬、忘年会、クリスマス、年末調整に自分の誕生日とイベントが目白押しである。準備してようがいまいがお構いなしにやってくる、あいつら本当に空気が読めない。

 

年末ということでブロガーはみんな今年を振り返っているので自分も倣って2018年、買ってよかったもの、見てよかったもの、読んでよかったものを雑多に紹介しようと思う。amazonリンク貼りまくる。どうかみんなここから買い物してほしい。売れた金額の数%が私の報酬になるので、めちゃくちゃ高い100万円以上する本を紹介しようと思ったが、そもそも何を紹介しようがここから買い物をしてくれる人はいないので、正直に買ったりもらったりしてよかったものを伝えようと思う。

 

1.Steel HR

 


何度か紹介してるし、自分にしたら安くない買い物だったので買ってよかったと思わないと自分がどうにかなっちゃう時計。スマートウォッチの入門としては機能不足、ビジネスマンの必携時計としてはカジュアルすぎる、目覚ましとしては100点。という、腕時計型の目覚まし時計と思えば何もかも許せる。

 

腕時計の振動で起こしてくれるのだけれど、睡眠時の心拍も管理してくれてるので、起きたい時間の何分前(自分で設定可能)からその時間までの間で眠りの浅い時に振動してくれる。結果、起きたい時間ではなく自分で設定したその何分前って時間ぴったりに起こされることがほとんど。ほとんどというか絶対。それはスヌーズよりもいらない機能。ただ、振動って意外としっかり起きれる。本当、それだけ。あ、あと運動してる時の心拍も取れる、取れるから何?

 

2.40型TV

 

 


実際買ったものは中古でもっとだいぶ分厚めのやつなんだけど、探しようもないので(一番高い)同じサイズのTVを載せておく。つまりこれについては40型TVをおすすめしているのであって、REGZAという商品やTOSHIBAというブランドを絞っておすすめしているわけではない。

 

10年ぶりくらいに実家に出戻り、自分の部屋というものがなかった私にとって、チャンネル権など皆無。国民の権利は「基本的人権」「教育を受ける権利」「チャンネル権」じゃなかったっけ?という主張は抹殺され、BSのハワイの番組を一緒に見させられたのもいい思い出である。なぜなら今年、人生3度目の上京(埼玉で失速)によって自分一人のTV、相棒、パートナーが誕生したからである。これからは(地上波なら)なんでも見放題である。

 

TV離れなどと言われているが私にはまったく縁のない話で、TVがいないと情緒不安定になる。あー、でもDVDとかの方が正直みたい。TSUTAYAで借りてきたやつをTV画面でみたい。暖簾の奥から借りてきたやつを、個室ビデオじゃなく自宅でリラックスした状態で見たい。

 

3.amazonプライム

amazonプライム
もはや説明するまでもない。買ったもの、とは違うかもしれないが私の人生に多少なりとも影響を与えてくれた。通勤時間往復5時間の生活、行きはよいよい(寝れるから)帰りは怖い(座れないから)中で、毎日映画一本を見る生活は心にゆとりを与えてくれた。映画だけでなく、オリジナルのバラエティ番組などもあって、仕事で落ち込んが帰り道(ほぼ毎日)にくだらない番組を見ながら帰宅できるのも救いだった。

 

どんだけ暗い人間なんだよ。

 

4.Bluetoothイヤホン

 

 


なんかただamazonで買ったもの紹介になってきたが、ワイヤレスイヤホンもコスパよく便利になった道具の一つ。頼まれてもいないのに3台のスマートフォンを持ち歩いているのだが、いつしかiPhoneのイヤホンジャックの形が平べったくなり、おなじみのストレートな端子を受け付けてくれなくなった。そして電車で見るamazonプライムradikoAndroidの端末で音声を聞くことが多く、ジャックの抜き差しが煩雑、電車内でコードが他人のコートのボタンに引っ掛かり持っていかれる、といった人知れず流した涙があった。

 

そんな悩みを解消してくれたワイヤレスイヤホン。音に対するこだわりは一切ないので、適当に選んだ。確かセールになってたがいくつかのランクがあって真ん中の製品にした。日本人である。セールで適当に選んだ割に大活躍なので、半端ないコスパである。耳にウルトラフィットするので退屈で仕方がないランニング中などでも音楽やラジオが聞ける。走ってる時暇だというのは日本記録保持者の大迫くんも言っていたので、この感性だけは日本タイ記録だと自信を持っている。

 

5.グランズレメデイ

 

 

グランズレメディ フットパウダー オリジナル 50g 5個セット 並行輸入品

グランズレメディ フットパウダー オリジナル 50g 5個セット 並行輸入品

 

 

amazonで買ってよかったもの系の記事で見かけて購入した、靴の消臭粉。正直2018年はこれが最大のHITだったといっても過言ではない。私の足は体の部位で最も汗をかきやすく、蒸れやすく、そして臭いがにおう部位だった。靴だって、どんな通気性がいい靴を選ぼうとも足の裏は汗まみれだし、靴の機能としての寿命よりも先に臭いで寿命がきてしまっていた。足自体の根本治療としてリステリン足湯や重曹湯とかためしたものの、数日後にはなにかしらの生物が息絶えた形跡がある、靴の中で、って状況証拠を突き付けられちゃってた。

 

足にも靴にもあの手この手で臭い対策をしてきて効果が限定的だったのに、この粉ったら効果半端ないって。ポケモン的に言うと「こうかはばつぐんだ」。

 

靴の中に粉を振りかけてそのまま履くだけ。靴下がちょっと粉っぽくなったり、靴下の足跡が白くなったりするけれど、生物が息絶えるほどの汚染に比べたら平和なものである。しかもこれの効果がいつまで続くんだってレベルで継続中。靴のにおいも足のにおいも全くきにならなくなった。冬、ブーツで蒸れる足、忘年会などで靴を脱がざるを得ない場面も増えるでしょう。驚きの効果なのでお試ししてはどうだろうか。個人の感想です。

 

ただ、白い粉なので、取り扱いには注意してほしい。

 

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仕事でのチャットは気を遣って気を付ける

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なんちゃってIT系企業で働いているので仕事柄いわゆるチャットでのやり取りが多い。コミュニケーションをとる相手の職種も、営業、企画、総務からエンジニア、デザイナーまで。さまざまな人間がいる。

 

会議などがなければ一日中無言でデスクに向かっているが実際はめちゃめちゃ会話してる人とかもいる。無口なのにおしゃべりさんという矛盾した構図が簡単に出来上がる。必要があれば顔を合わせての打ち合わせや遠隔地の場合はTV会議などが開催されることもあるが、必要以上に参加者の勤務時間を拘束するわけにはいかない。そうコスト意識、役員報酬0のコストカッター。

 

接点がある人間であれば他部署であっても顔も名前もわかるしさすがに会話をしたことくらいある。しかし遠隔地の場合、顔もわからず、声も知らない。PC画面上に見かけた名前とチャットでやり取りをする先進的な仕事の仕方になる。働き方改革。名前だけの存在(AI)に仕事を依頼する。そんな近未来的な仕事をしている。実際は髭もっさもさのおっさんであることが多い。

 

本当にAIであれば意識することは少ないのだが、生身の人間が画面の向こうにいて、何かの作業を依頼する場合には気を遣う。生まれてこの方、人の顔色(もしくは少年誌のグラビア)だけをみて生きてきた自分なので、相手が不快に思っていないかひどく気にする。客としてなんらかの店で商品を購入したりサービス(性的なもの含む)を受けたりするとしても、変に気を遣って話しかけるタイミングを見計らったり、気持ちいい振りをしたりしてしまう。相手がそっけない態度とかだと不安になる。

 

これは私の経験上の話なのだが、エンジニアはシャイなんだか便秘なんだかそっけない人が比較的多い。実際に面と向かってのコミュニケーションでそっけない人もいれば、チャット上でそっけない人もいる。両方そっけないこともあるが、普通に会話しててチャットになるとそっけない人はそれこそAIなんじゃないかと思ったりする。

 

チャットがそっけないエンジニアは何かを依頼しても「はい」としか返ってこない。ここをこうしてほしいんです、に「はい」。これ来週までにお願いします、に「はい」。うそ発見器でも取り付けられてなんでも「はい」とだけしか返答しちゃいけない人なんだろうか。

 

そんな人と良好な関係を作るために私はチャット上で「!」を多用する。顔文字はなんか恥ずかしいし選ぶのに時間がかかるので断然ビックリマークである。次点で「-(伸ばし棒)」である。理由は一緒で、簡単に柔らかい感じが出せるからだ。

 

「お疲れ様です!ここの部分なんですがこうしたいと思っています!明後日の17時までに反映したいですー。大丈夫でしょうか!!?よろしくお願いします!!」

「はい」

 

こんなやりとりが繰り広げられると自分がものすごくバカっぽくみえてくる。元気だけが取り柄で、常に口半開きの鼻水垂らしたアホが目に浮かぶ。ああ、元気以外はあってるか。

 

そんなエンジニアとやりとりをしていて一度奇跡に遭遇したことがある。会えば普通だが、チャットでは先のような赤道と北極の寒暖差くらいあるやりとりをエンジニアと繰り広げていた矢先にふと、URLが送られてきた。

 

jin115.com

ページタイトルとかもでない時代だったので、こんな技術があるよとか、依頼内容はこんな懸念があるとかそんなお叱りなのかと思ってひらいたらこれ。 ジブリ無双!?なんだろう、これは何かを試されている気がする。もしくは何のきっかけか突然ものすごい距離が縮まってギャグとして送ってきてくれたのだろうか。

 

チャットは雑談にも使うので気の置けない仲間と会社の愚痴や先週の合コンの反省会をやったりする人もいる。そう考えると仲間として認められた感が強い。 が、次の瞬間、メッセージは削除され、「失礼しました。間違えました。」となかったことにされた。私も大人なので「いえいえ、何も見ていません。」と嘘をついた。優しい嘘が生まれた瞬間である。

 

こういった出来事が距離を縮めたりするんだよなあと思いつつ、後日直接会う場面があって話しかけたらものすごいそっけなかった。ジブリ無双とつぶやこうものなら私の存在が消されAIに置き換わられるところだった。

 

爽快感が想像できない

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チャットモンチー BEST?2005-2011?

チャットモンチー BEST?2005-2011?

 

 

【初心者必見】Tリーグ観戦のすすめ

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卓球

ここ数年、日本選手の活躍目覚ましいのが卓球である。
卓球少女あいちゃんは国際結婚、出産、引退したが、第二第三のあいちゃんが出てきて世界で活躍している。
男子だって波田陽区に似ているでおなじみ水谷選手はじめオリンピックでメダル獲得したし、チョレイの一発ギャグで一世を風靡しているスーパー中学生張本選手はまだまだ将来が楽しみな逸材である。

 

そんな空前の卓球ブームの中、10月に日本で卓球リーグ「Tリーグ」が開幕した。開幕戦はなんと両国国技館。広い会場の中央に卓球台がポツン。1000人規模の観客があの小さなピンポン玉を目で追う、すごい光景である。普段0.1トンの力士たちがぶつかり合っているあの戦場で、直径4センチメートルの玉が行ったり来たり、すごい光景である。

 

現在男女4チームずつで来年3月までリーグ戦を繰り広げている。全国各地で試合が開催されているので、ぜひ見に行ってもらいたい。

 

tleague.jp

というわけで私も先日初めてのTリーグ観戦をしてきた。Tリーグ発足から一か月足らず、世界選手権やらでそこまで頻繁に開催されているわけでもないので、私もまだ先行者の部類にはいると思う。すでに私にはお気に入りのチームがあるし、ルールもマナーも(選手の国籍までも)(名前から)多少は心得ている。このブログがきっかけで一人でも興味をもってもらったり実際に観戦したりしてくれる人がいれば私の(自称)アンバサダーとしての責務も(勝手に)果たされたものだなと思うので紹介していきたい。

 

まず今回のリーグは男女それぞれ4チームあり、4チームでの総当たり戦を何度も繰り返していく。男女で見どころの違いはいくつかあるが、男子の試合を観戦しただけの私は男女の違いは、はっきり言って、わかんない。多分、男の方が玉が早くて力強いと思う。じゃあ女子の試合よりも男子の方がって意見もあるかもしれないが、そう単純なものでもないし、女子はかわいい(人もいる)。

 

試合の流れについて説明しよう。試合は最大5試合行われる。ダブルス(2セット先取)、シングルス(3セット先取)×3、それでも決まらなかったらシングルス(1セットぽっきり)。最大5試合だけどストレートに3連勝しても4試合目までは行われることになっている。興行としての判断だろう。もしくは審判の給料が裁いた試合の数によるのかもしれない。

 

両国国技館ほどではないにしろ、広い体育館のような場所に卓球台が一台。縦から見るか横から見るかでまた違った魅力を味わえるのもスポーツ観戦の魅力である。私は縦に見たのだが、よくあるTV中継のアングルそのもので見やすかった。大きくない会場なので自由席でも(目がよければ)選手の表情まで見える。横から見た場合は、TV画面でも滅多にみないと思うが遊びでゲームセンターやボウリング場で仲間内でやってるピンポンの時の審判感覚で試合が見れる。ただし、スピードは段違いである。距離にもよるが、近ければ近いほど、つまりチケット代が高ければ高いほど首が疲れるぞ。

 

オリンピックや世界選手権など、ではJPNとか個人名とかが書いたゼッケンをしていることがあったはずだが、Tリーグはチームそれぞれのユニフォームに背番号と名前が書いてある。なんで背番号があるのかは一切不明だ。

 

肝心の試合についてだが、これはもう実際に行ってみてほしいとしか言えない。ここにきて突然の職務放棄といわれようと、私は何も語らない。語るべき言葉を持ち合わせていない(アンバサダーとしての責務はどこに)。

 

とにかく早くて、会場はとにかく静か。点が入ると「チョレーイ」である。ダブルスとシングルスの2試合が終わった後ではハーフタイムショーが繰り広げられる。果たして卓球にハーフタイムがあるのか不明だが、ホームチームの応援とかなされる一方、アウェイチームの観客はぽかーん。トイレチャーンス。地方巡業でホームとアウェイという概念があるのかは不明だが、地方だとなおさら、ホーム側の観客もぽかーんである。ただしつこいくらい応援歌を歌うので耳に残ってしまう。帰るころにはあなたも一人前のTリーガーである。

 

そんなわけでまだ開幕したばかりのTリーグ、今のうちに観戦慣れして初心者たちに偉そうに語ろう。ちなみに私はさいたまというだけでT.T彩たまというチームのファンである。いつかTT兄弟に応援に駆けつけてほしいと思っている。

 


チョコプラ!モノマネではなくリズムネタ!TT兄弟おもしろすぎる!

 

やたらと埼玉アピールして気持ち悪いのは東京に近づいたから

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ミックス。

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