山も谷もない30後半Webディレクターの手日記

気が付いたら40の背中が見えるようになってきた、バツイチwebディレクターの仕事にほとんど関係ない、日常のことを綴ったり綴らなかったりするブログ

初めてのカプセルホテルで経験値を荒稼ぎ

先日また、大人の階段を一歩登ってしまった。


サラリーマンの安息の地、企業戦士(サイヤ人)のメディカルマシーン、そうカプセルホテルである。

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終電が早く、乗り過ごすことしばしばな私が、飲み会帰り電車を見送った後にする選択肢といえば、「同僚に朝まで付き合わせる」「個室ビデオ」「ネットカフェ」「泊めてくれる家さがし」なものであった。
会社の近くに住んでいた頃はさらに「タクシー」という素敵な選択肢があったのだが、今タクシーに乗ると4万とかするし、夜が明ける。睡眠時間と現金が飛んでなくなる。

 

朝まで飲み明かしたりカラオケ行ったりする場合、翌日が仕事だろうと休日だろうと丸一日棒に振ることになる。その上使ったお金はよくわからないことになるし、最悪財布自体なくす。そもそも朝まで覚悟で飲み始めて一人また一人と脱落していくと以下の選択肢からまた選ばなければいけない。

 

個室ビデオはこのブログで何度となく触れてきたが、睡眠を取る場所としての機能ははっきり言って皆無である。あそこはエンターテイメントを楽しむ場所と思っている。寝かせてなんてくれない(個人の感想です)。

 

kimura-evkitty.hatenablog.com


ネットカフェは寝やすいブースをGETできれば非常に快適だとは思う。ただリクライニングがあわなかったり、隣のブースのいびきが公害レベルだったり、アラームが延々続く地獄の場合もあるのでネットカフェは宝くじと心得よ。

 

さらに、私に泊めてくれる家なんてあるわけがない。仮にあったとして、終電逃した時間に連絡してきて泊めてくれって、もはやテロである。かわいそうな振りした、テロである。そうやって寝床も友人もなくしていくわけである。

 

そんな中、突如として現れたカプセルホテル。これまでどうしても、紳士の嗜みやちょいワルオヤジ的なイメージと抵抗があって二の足を踏んでいた。だが飲む相手も散り散り、さらに寄る年波に勝てず明日の仕事が不安になり、噂にだけ聞いていた近所のカプセルホテルに足を運んだ。

 

時間は2時を回っていたところ、週末ではなかったのでそこまで混雑していたわけではなかった。受付を済ませるとロッカーの鍵とカプセル番号札をもらった。ロッカーの中に館内着がはいっており、これに着替えて眠るらしい。
せっかくなのでと大浴場を満喫し自分のカプセルに向かう。

 

平日ということでさほど混雑していなかったはずなのに、使用中カプセルは一部に集中していた。2階建ての作りになっているが、私は下段だった。登るのが面倒なのと、上の動きで音が出る可能性があるというメリットデメリットが双方にあるが、これは好みの問題なんだろう。二段ベッドで小学生時代生きていた私は、上段だと下からの蹴りを受ける可能性を考慮して下段一択である。

 

個室はそれまで想像していたカプセルよりは快適で、電源、ライト、テレビがあった。そしてテレビではアダルトチャンネルも写った。

 

とびきり古いAVが流れていた。これで何かする人がいたら嫌だなと思った。隣人が何か悪さを起こさないことを願いつつ寝に入る。

 

普段7時前には起床する私にとって9時おきは非常に魅力的だった。変な隣人はおらず、ちょっといびきが気になるくらいで実によく熟睡できた。さらに大浴場、サウナと満喫する時間が残っている。朝9時に入るサウナは格別だった。サウナと水風呂の往復も2回やった。いい一日の始まりだ、平和である。

 

サウナのテレビでは泰葉とイラン人男性の婚約会見の模様がやっていた。日本は平和である。

 

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