山も谷もない30後半Webディレクターの手日記

気が付いたら40の背中が見えるようになってきた、バツイチwebディレクターの仕事にほとんど関係ない、日常のことを綴ったり綴らなかったりするブログ

余興ウォーズ~笑点の逆襲~

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※正直前後関係などは不確かではあるが、それは全く重要ではないし、興味もないだろう。

 

余興の打ち合わせという名の飲み会がひっそりとはじまった。

 

1年に1,2回集まるかどうかという関係なので積もる話に花が咲く。(学生時代それが好きという理由だけで命名された)ガンダムが仕事を辞めたという、サプライズを序盤にぶっこんで場を温める。(その後口癖が「無職だから」になってた)ガンダムは今回コテージの手配やら何やらをやってくれた。家が近所なのと「無職だから」らしい。

また、転職したてのサンシャイン(後にこの男が嵐を呼ぶことになるのだが、名前の由来もその時に触れる)が意味不明に5名に対して1枚の名刺を渡した。当然みんな不要なので押し付けあった結果私がスマホケースのポケットにしまわされることになった。罰ゲームである。

 

(その暴力的な下半身から)壺(と呼ばれる男)は流行りのパパ活に興味津々で道中ひたすらその話をしていたらしいが、飲み会になってもその話をやめることはなかった。ただ主に「やべえやべえ」と小2並の語彙力になっていたので、パパ活の前に九九からやり直したほうがいいのではないかと思った。

(脅威の身体能力という点ではなくどちらかというと顔が似ている)室伏は合宿参加メンバーでは唯一の年下だが、体の大きさは群を抜いていた。高校時代に絶賛お騒がせ中の相撲界からスカウトされたという実績を持つのだが、現在小2の担任をしている教師である。九九を教えている。キロ単位でガンダムが準備した唐揚げがものの数分で1/3に減ったのはこいつの仕業ではないかと思っている。

 

昔はひたすらにビールだった。メニューなど見る必要なかったし、居酒屋の瓶ビールを全部空けるというEXILEみたいな伝説目指して頑張ったこともあった(その結果数名の命がやるき茶屋のトイレで流された)。

それが今や、尿酸値、血糖値、γ-gtpがやばい、肝臓が腎臓が悲鳴を上げる、とウーロンハイやハイボールばかり、チェイサーは欠かせない。私もいつ爆発するかわからない痛風と生きているが、なぜだろうお酒やめられない。

 

そんな寿命を縮めて酒を飲むバカをよそ目に、隣の席で酒を飲んで電車で倒れたという体を張ったボケエピソードを披露しながらお茶をちびちびやっていたのが(単純に似ているという理由で今回命名された)春風亭昇太である。落ち着き払っている昇太師匠を見ながら「春風亭昇太に似てるなあ」とボソっと言った。この瞬間余興の方向性が決まった気がする。結果方向性というか出演者か。

 

その後も飲み会は続き、一応は余興についても話し始めた。結局は踊ることに着地だった。あとは何をやるか。昇太師匠はどこで出てくるか。

 

無謀にもバブリーダンスを提案する壺が現れた。流行っていればいいというものではない、スキルが圧倒的に足りない。せめて衣装くらい寄せれば踊れてないなりにもウケるかもしれないが、衣装を用意するハードルも恐ろしく高い。

 

他人の余興動画を見てあーでもないこーでもない言って逡巡していたらRADIOFISHのPERFECT HUMANに行き着いた。1年以上前に流行ったやつだが、踊りはわりと揃えやすそうである。

 

歌うのは欠席裁判でもなかに任された。事実歌唱力なら一番であるし、暇を持て余してるので練習バッチリだろう。

 

さらにセンターの中田敦彦役は新郎の(何故かと言われれば全くわからないが)ネギを途中で呼び出すことにした。新郎が参加すればクオリティがどうでもそれなりに盛り上がるというのは先人の知恵であり、私の実体験でもある。

 

導入に昇太師匠がコメントすれば丸く収まるねと、方針が決まったので安心して飲み直した。

遅れていた(名前が似てるから)りゅうちぇると(ただのバーター)ぺこも仕事帰りに合流し、当日誕生日だった壺にケーキを渡して飲み会は盛り上がりを見せる。

 

余興の構成はもうバッチリだった。

はずだった。

 

 

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