ジムに通いだした干物

 

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最近ジムに入会した。一人暮らしで金がないのにジムにいくなんて愚かという言葉の意味として広辞苑に載る日も近い。

 

これまでジムといえば筋トレ、ランニング、サイクリングなどの多くのマシンが並び、スタジオではおばさんたちがエアロビクスで汗を流す。更衣室の先には大きな風呂とサウナがあり、銭湯代わりに使う爺さんもいるくらい。そんなことを考えていたが、今通っているジムにはマシンは皆無、エアロビクスをやるスタジオもなければ風呂もサウナもない。あるのはリングとサンドバッグ、あとは床と壁くらいだ。更衣室とシャワーはあるよ。

 

月額料金で都内にある複数の道場に行くことができて、平日は職場の近く、休日は家の近所と使い分けることができる。基本的に1時間1コマで決まったレッスンが行われる。参加しないで空きスペースでシャドウボクシングやったりサンドバッグ蹴ったり殴ったりする人もいる。最近都内を中心に(地方でも流行っているのだろうか)流行っているらしい。

 

本気で格闘家になろうとしているわけではない。気に入らない上司を力でねじ伏せてやろうなどと考えてなどいない。ダイエット、体力づくり目的で通う人が増えている今注目のスポーツジムである。もちろん気に入らないやつを代わりにねじ伏せてくれるコネクションを目的になどしていない。絶対に。絶対にだ。

 

友人に1か月にわたりプレゼンを受けてついに体験入会となった。ちなみに友人はもともと100kgくらいのヘビー級の珍獣だったが、週5回近くジムに通いパンチの度に「シュッ」って自分で言っちゃうくらいの珍獣になっていた。階級も順調に下がっているらしい。自転車にハマった時もあったのだが、何か趣味ができると憑りつかれた様にのめりこんでいく。数年後の大みそかメイウェザーと戦っているかもしれない。さすがにそうなったら年は越せない。

 

体験自体は丁寧に教えてくれて、スポーツジムでやっていた音楽に合わせて格闘技っぽいことをやるレッスンが少し役にもたち、いいストレス解消になった。その日のうちに入会するとお得という言葉に踊らされて入会した。

 

その後単身乗り込んだレッスンでは高校の部活だってこんな厳しくなかったというようなしごきにあい、前世(あるいは現在)どんな悪いことしたらこんな仕打ちに遭うのかというような扱いを受けている。非力なくせにだるんだるんにたるんだ体の中年は半べそでレッスンを終えると毎回逃げるようにシャワーを浴びて逃げている。

 

それでも私は、暴力にものをいわせるタイプの男を目指して通い続ける(予定だ)(違約金が発生するから)。

 ああ、後悔しているよ

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