仕事でのチャットは気を遣って気を付ける

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なんちゃってIT系企業で働いているので仕事柄いわゆるチャットでのやり取りが多い。コミュニケーションをとる相手の職種も、営業、企画、総務からエンジニア、デザイナーまで。さまざまな人間がいる。

 

会議などがなければ一日中無言でデスクに向かっているが実際はめちゃめちゃ会話してる人とかもいる。無口なのにおしゃべりさんという矛盾した構図が簡単に出来上がる。必要があれば顔を合わせての打ち合わせや遠隔地の場合はTV会議などが開催されることもあるが、必要以上に参加者の勤務時間を拘束するわけにはいかない。そうコスト意識、役員報酬0のコストカッター。

 

接点がある人間であれば他部署であっても顔も名前もわかるしさすがに会話をしたことくらいある。しかし遠隔地の場合、顔もわからず、声も知らない。PC画面上に見かけた名前とチャットでやり取りをする先進的な仕事の仕方になる。働き方改革。名前だけの存在(AI)に仕事を依頼する。そんな近未来的な仕事をしている。実際は髭もっさもさのおっさんであることが多い。

 

本当にAIであれば意識することは少ないのだが、生身の人間が画面の向こうにいて、何かの作業を依頼する場合には気を遣う。生まれてこの方、人の顔色(もしくは少年誌のグラビア)だけをみて生きてきた自分なので、相手が不快に思っていないかひどく気にする。客としてなんらかの店で商品を購入したりサービス(性的なもの含む)を受けたりするとしても、変に気を遣って話しかけるタイミングを見計らったり、気持ちいい振りをしたりしてしまう。相手がそっけない態度とかだと不安になる。

 

これは私の経験上の話なのだが、エンジニアはシャイなんだか便秘なんだかそっけない人が比較的多い。実際に面と向かってのコミュニケーションでそっけない人もいれば、チャット上でそっけない人もいる。両方そっけないこともあるが、普通に会話しててチャットになるとそっけない人はそれこそAIなんじゃないかと思ったりする。

 

チャットがそっけないエンジニアは何かを依頼しても「はい」としか返ってこない。ここをこうしてほしいんです、に「はい」。これ来週までにお願いします、に「はい」。うそ発見器でも取り付けられてなんでも「はい」とだけしか返答しちゃいけない人なんだろうか。

 

そんな人と良好な関係を作るために私はチャット上で「!」を多用する。顔文字はなんか恥ずかしいし選ぶのに時間がかかるので断然ビックリマークである。次点で「-(伸ばし棒)」である。理由は一緒で、簡単に柔らかい感じが出せるからだ。

 

「お疲れ様です!ここの部分なんですがこうしたいと思っています!明後日の17時までに反映したいですー。大丈夫でしょうか!!?よろしくお願いします!!」

「はい」

 

こんなやりとりが繰り広げられると自分がものすごくバカっぽくみえてくる。元気だけが取り柄で、常に口半開きの鼻水垂らしたアホが目に浮かぶ。ああ、元気以外はあってるか。

 

そんなエンジニアとやりとりをしていて一度奇跡に遭遇したことがある。会えば普通だが、チャットでは先のような赤道と北極の寒暖差くらいあるやりとりをエンジニアと繰り広げていた矢先にふと、URLが送られてきた。

 

jin115.com

ページタイトルとかもでない時代だったので、こんな技術があるよとか、依頼内容はこんな懸念があるとかそんなお叱りなのかと思ってひらいたらこれ。 ジブリ無双!?なんだろう、これは何かを試されている気がする。もしくは何のきっかけか突然ものすごい距離が縮まってギャグとして送ってきてくれたのだろうか。

 

チャットは雑談にも使うので気の置けない仲間と会社の愚痴や先週の合コンの反省会をやったりする人もいる。そう考えると仲間として認められた感が強い。 が、次の瞬間、メッセージは削除され、「失礼しました。間違えました。」となかったことにされた。私も大人なので「いえいえ、何も見ていません。」と嘘をついた。優しい嘘が生まれた瞬間である。

 

こういった出来事が距離を縮めたりするんだよなあと思いつつ、後日直接会う場面があって話しかけたらものすごいそっけなかった。ジブリ無双とつぶやこうものなら私の存在が消されAIに置き換わられるところだった。

 

爽快感が想像できない

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