山も谷もない30後半Webディレクターの手日記

気が付いたら40の背中が見えるようになってきた、バツイチwebディレクターの仕事にほとんど関係ない、日常のことを綴ったり綴らなかったりするブログ

レアなめこ(白髪)を抜くのではなくノーマルなめこに矯正する(黒染めはじめました)

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これが流行るといいのに

 

よくよく考えてみると今年で37歳になる。 よくよく考えなくても自分の年齢くらい空で言えるようにしとけと言う話であるが、それも年を取った証なのかもしれない。

 

ひとえに老化といっても、様々な現象が起きる。まだ私はそんなに気にしていない内面的なものであれば、涙もろくなるとか年齢がわからなくなるもそうだし、物忘れがひどくなる。何をしようとしていたか、何を買いに来ていたか思い出せなくなったりもするだろう。個人的に深刻な外見の変化だと、しわが深くなったり、体がたるんできたり、痩せにくくなったり、残念ながら若さは失われるからこそ尊いものなのである。

 

そんな老化まっしぐらの私は、最近白髪が気になり始めている。30過ぎたあたりから1本2本たまに出現することがあったのだが、なめこ栽培におけるレアなめこみたいな気持ちで愛でつつも引っこ抜いて過ごしていた。自分にとって髪の毛自体がレアなのに、である。残酷にも白いとはいえせっかく生えてきてくれた髪の毛を抜き続けたものの、気になるレベルではないまま数年過ごしていた。1月に1本程度の割合だった。

 

そんな白髪のレアリティがここ1,2年でぐんと下がっている。出始めの頃は同時に出現したとしても右側頭部と左側頭部に1本ずつといった感じだったのに、今や片側に4,5本群れを成してる。レアリティの崩壊が起きている。ソシャゲ末期の運営かよっていうくらい発生してしまっているので、抜くことのリスクは私がよく理解している。相対的に髪の毛全体のレアリティが上がってしまう。

 

ただ抜けていく髪の毛をなんとかする努力をするのが普通なのに、自らの手で髪の毛を抜くとか、ドMの極みではないか。白髪と薄毛どっちが嫌かって言ったら世間一般としては薄毛じゃないだろか。ということで、白髪については染める方向にシフトしている。

 

染めると言っても若いころによくやっていたヘアカラーやブリーチみたいなやつではまだなくて、真っ黒いリンスのやつで、徐々に黒くなっていくという効果があるんだかないんだかなアイテムから手を出している。シャンプー後タオルで髪の毛を軽く乾かした後に真っ黒いリンスを髪の毛に塗りたくる。放置時間が長いほど効果が高いらしいので、一度風呂場から上がりビールを飲んだりして過ごしている。たまにリンスの存在を忘れてTシャツを着たり、ベッドに体を預けたりして大惨事になる。黒い血液の生物が殺されたのかって現場を目撃する。全然内面の老化も進行してた。

 

そういえばついこの間、車で出かけて駐車料金を清算しようとしたとき、財布がないことに気が付いた。リュックの無駄に多いポケットを一つ一つ漁っていくが財布はない。娘とプールに行き、コインロッカーに財布を入れたのは覚えている。ロッカーでリュックと財布を分けた記憶もある。リュックだけ取って財布をロッカーに忘れたパターンに違いない、泣きそうになりながら(涙もろい!)忘れ物の取り扱いをホームページを見て確認しようとポケットからスマホを取り出そうとすると、反対のポケットに財布が入っているのを見つける。一つの映画になりそうな感情の起伏。迫る老化。結局中も外も老いてるのだ。

 

いまどきなめこの話って

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