何も知らないファッション論:時計編

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最近は雑誌についてくる付録がものすごく豪華である。
ポーチ、リュックから時計、財布、万年筆セット・・・雑誌を買ってるのか付録を買ってるのかわからなくなってくる。
本屋で化粧品が買える時代になったのである。

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デアゴスティーニみたいに合計何万とかかりながら、コツコツと書い続けてようやく完成する、一ミリも生活の役には立たないコレクションと違って、実用品がほとんどである。あ、ごめん、人生は豊かになる、デアゴスティーニ。大好きデアゴスティーニ

 

そんな付録もほとんどが女性ファッション雑誌についてくるものがほとんどである。
女性はおまけに弱いのかもしれない。
一緒に御飯を食べに行っておまけに僕と付き合えるよ、なんて言ったらうまくいくのだろうか。うまくいこうがいくまいが、全国のいろいろな団体から抗議を受けることは間違いないだろう。おまけで炎上である。

 

そんな女性ファッション雑誌にばかりついている付録であるが、男性ファッション雑誌にもいくつか付録付きの雑誌がある。先日たまたま見かけた雑誌についていた付録の時計が気に入ったので思わず購入してしまった。

 

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見てほしい、この高級感。重厚感。最近、ちょうどほしいと思っていたような時計を1000円未満というお手頃価格で手に入れてしまった。すごい世の中である。

 

実物をみた感想をいくつか。

 

軽い(付けた気がしない、まるでスマートウォッチ)(雑誌名もsmartだし)
文字盤のさほど重要じゃないところが目立ってる(というおしゃれ)
バンドがビニル製?(革っぽさをリアルに表現しててすごい)

 

と好き勝手書いたが、非常に満足している。だって1000円だし。気持ち的には1500円程度の買い物をした気分にすらなっている。


ただ、付録で気をつけないといけないのは、他人に気づかれることだ。あいつ雑誌の付録の時計つけてるって、いくら最近の付録の豪華になってきてるとはいえ30過ぎたサラリーマンが気づかれると恥ずかしさで顔面だけ真夏に逆戻りする。

 

smartという雑誌は中高校生の頃、ちょっとおしゃれに気を使いだしたあたりでたまに買っていた雑誌である。もっとおしゃれ上級者はメンズノンノとか読んでた。
当時は付録なんてなかなかついていなかったし、多分あったとしても、「いい匂いのするシール」程度な気がする。時の流れはすさまじい。
いつしかおしゃれの必要性に疑問を感じ、おしゃれの概念がよくわからなくなり、すべてを諦めてから長いこと経ったが、現在もきっと読者層は変わっていないだろう。男子中高生がメインで、半分以上が童貞と思って間違いない。

 

私の人生において中高生との接点など皆無である。学生時代、塾講師アルバイトをしていたときは指導していたし、電機屋でゲームソフトを売っている時も子どもたちはキラキラした目でゲームやDVDを買いに来たものだが、それも10年前の話。私自身が学生なのだから、何かあっても許されるだろう。無いけど。


しかし、家と会社の往復ばかりの現在。たまに仕事帰りに立ち寄るのは居酒屋ばかり。中高生なんて電車で見かける程度の距離感である。ラッキー。
この時計をしていてもいい大人は誰にも気づかれない。

 

と思って会社の近くでジャンプを立ち読みしていたら、なんと目の前にsmartが。表紙に付録紹介として当然のごとく大きな時計の写真が掲載されている、わたしの左腕にあるものと同じものが。
同じくジャンプを立ち読みしにきた大人がチラと時計を見た気がしたので目当てのものを読み終える前に、缶コーヒーだけ買ってコンビニを後にした。いい大人だから缶コーヒーを買う。

 

ジャンプを立ち読みしてるのも恥ずかしいのかもしれないと、今は思っている。

その後高校生に偉そうに何かを語る機会があったのだが、それはまた別のお話(とりあえず逮捕はされていない)。

 

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