山も谷もない30後半Webディレクターの手日記

気が付いたら40の背中が見えるようになってきた、バツイチwebディレクターの仕事にほとんど関係ない、日常のことを綴ったり綴らなかったりするブログ

咳をしても当然一人

 

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連休明けから長期的な体調不良が続いている。はじめは鼻水、喉、熱が次々に襲い掛かってきた。一命はとりとめたものの、生きているのが奇跡(と自分に思わしめた)くらいしんどかった。

 

体調が復調しない中でも仕事(しないにしろ職場)へ行っては、往復5時間の移動時間が老いた身体と心を蝕んでいた。さらには全く興味のない会社のイベント(歓迎会、休日のBBQ、半ば強制参加の部活、連れパチ)で平日深夜帰り、それどころか週末も上京しては遊んで、体力の回復を図るタイミングなど皆無であった。

 

そんな無理がたたってか、現在熱こそないものの、咳が止まらない。ついでに皮膚は枯れ唇は裂け、あらゆる部位が絶滅したかに見えた、だが、私は死滅していなかった、と北斗の拳みたいなボロボロの身体になっている。一体何の炎に包まれたのだろうか、シェルターには入れてもらえなかったのだろうか。わからない人は北斗の拳を見よう。

 

目下、体の不調はぱっくり割れた唇と、止まらない咳、その2つに絞られた。


咳の方は会議や電車、法事など空気を読まなければいけない場面では非常にやっかいではあるが、音が他者に不快感を与えるくらいの影響で済んでいる。その結果、私が仕事を解雇されたり、痴漢冤罪で捕まったり、突然自分の葬式が行われたりしていないので、平和に過ごせている。


咳をするたび腹に力が入るのか腹筋が痛い。これ思いがけず筋トレなんじゃないだろうか。クリスティアーノ・ロナウドもびっくりの、道具を貼らなくても良いタイプの、腹筋マシーンなんじゃないだろうか。夏を前にこんな調子で腹筋が鍛えられるなら体調不良もいいかもしれない。

 

他方、唇は年末に口唇ヘルペスの再発に悩まされて以来完治せずにずっとくすぶってる気がする。一度発症すると体調の悪化ですぐに唇周辺にあらわれる水ぶくれみたいなヘルペスのクスリは一度皮膚科で診察されていれば薬局で購入することが可能だ。1本1000円するそのクスリを、年末からかれこれ5本は購入している。クスリに頼らずとも数日でかさぶたとなり回復するものなのだが、治っては別の場所に転移するスタミナ自慢の私のヘルペスはすでに口の周りを2周半ほど・・・。部活サボって走らされてる中学生じゃないんだからと思いつつ、今日もクスリを塗っている。

 

その影響か不明ながら唇本体に水ぶくれでなく、完全にパックリとした地割れが走った。ヘルペスのクスリも一時的には効果があるようなのだが、油断してオールでもしようものなら裂け目は一つ増え二つ増え、日焼けした後の皮膚のように脱皮を繰り返すようになる。飼い主の私よりもずいぶんと早くバカンスにいったもんだ、唇のくせに。だいたい唇の分際でバカンスになんていってんじゃない。お前なんて飲食、喫煙以外に役目はないのである。他人との接触なんざまったくねえんだぞ。

 

ちなみにヘルペスってウィルスなのですぐ感染するらしい。一向に体内への摂取しか役目のない自分の唇を思いながら考えたのは、ヘルペス持った状態でキスしたり、なんなら局部を舐め合ったりしたら、これって悲しみしか生まれないんじゃないだろうか。経験がある人にはぜひ教えてもらいたいものだが、こんなこと考えるなんて、心と身体が蝕まれるとろくなことを考えない典型である。

 

頭までウィルスに侵された男の末路である

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