高校生にIT業界について話してきた件【後編】

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前回のあらすじ

webディレクターとして高校1年生にIT業界、仕事について話すアルバイトを行った時の話。報酬は商品券。
本当にこの1行だけで済む話を長々と書いたものである。

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同僚が行っていた大学生向け会社説明会を盗み見た要領で説明をすすめる。コミュ力の塊みたいな同僚は積極的に学生に話を振ったり、オーディエンスを巻き込んで盛り上げていた。見よう見まねで私も学生に挙手を求めた。質問内容はよく覚えていない、ただ誰一人手を上げないような話ではなかったはずである。少なくともここに集まっているのはIT業界に興味があって話を聞きたい生徒たちのはずなのだから。

 

出鼻を挫かれ、抜け殻となった私はこの後、話を一切振ることなく淡々と資料を読み進めた。近所の公民館で見たことある、紙芝居の読み聞かせ状態だった。40分の持ち時間のところ通常の説明会であれば10分で話し終える資料だったので、なるべくゆっくり読み上げて、頑張って20分。

以降は質疑応答の時間にしておけばなんとかなるだろうという目論見だった。目論見だったが、私の教室担当教師が、え、質疑応答?みたいなリアクションをしてから雲行きがあやしくなった。うすうす感づいてはいたが、質問なんかあるわけがない。挙手することができないのだ。残り20分、地獄の時を過ごす。教師の方が焦って強制的に生徒を指名していく。大丈夫なのか、パワハラで刺されたりしないのだろうか。指された生徒はいやいやながら質問をする。

 

「給料はいくらなんですか。」

 

オーケー。高校1年生くらいだと仕事内容はイメージできないもんな、そういう話をするべきだったんだな。とはいえ、自分の話をするのはさすがに恥ずかしいし、現実的な話をしてもふーんだし(何を話してもかもしれないが)、ここは一昔前の都市伝説みたいな話「ある会社で優秀なエンジニアとかだと初任給で○○円もらっているらしいよ」と回答した。これだって高校生にピンとくるはずはなく、ふーんであるが、また教師のフォローが入った。

 

「先生35歳で、働いて10年以上経ちますけど、そんなもらってないですからねー」

 

身体を張って高校生にわかりやすい説明をしてくれてありがとうと思いつつ、それでも生徒のぽかんとした顔。教師は愛想笑いを浮かべつつ、その後も順当に指名しては質問を無理やりひねり出させていた。

 

「会社はどこにあるんですか」
「社員は何人」
「ボーナスは」

 

その全てに誠実に(かつ適当に)答えて残りの20分、トータル40分をしのぎ切った。考えが甘かった。大学生で説明会にくるような若者はそもそも就職をしなければならない時期が間近に迫っていて、その会社のことを少なからず調べて来ているのだ。高校生は将来のことより今夜の夕飯、会社のことよりレンタルビデオ屋の暖簾の奥で見つける今夜のおかずのことを考えている生き物なのだ。私とITは10数個ある選択肢の中から選ばなければいけない選択肢にしか過ぎず、消極的選択の結果の集まりである。

 

生徒は第2希望の業界の教室へと移動していく。私が今日の計画の破綻を噛み締めていると一人の男子学生が目をキラキラさせて質問にやってきた。なんでも私の携わっているサービスのユーザーらしく、あれはどうなっているのか、どういう仕組なのか、好奇心が止まらなかった。私はこころなしかテンションが上って回答しつつ、さっき質問してくれよと複雑な気持ちになった。思春期の子ってのはやっぱり挙手をするのが恥ずかしいんだろう。

 

少し回復したテンションで第2希望の生徒を迎える。残念ながら今回も40人程度いる。しかし中にはきっと私のサービスのユーザーがいて、興味があって、目を輝かせてる生徒がいるはずである。私が挙手しやすい空気を作れば、きっと盛り上がりをみせることだって・・・。と思い、「IT革命という流行語がありまして、2000年だったかな。は!みんなまだ生まれてないですね、衝撃」という小粋なジェネレーションギャップ自虐を繰り広げたら、北風が吹き荒んだ。

 

この日何度めかの心の骨折により、以降はよく覚えていない。あなたがこのブログを読んでいるということは、無事に冬眠を終え目覚めたということでしょう。

 

IT業界、webディレクターなんて知らなくても生きていける。今見てるこのブログだって、ブログをみているそのスマホだって、仕組みはよくわからないけど、裏の畑になっていた。そんな理解で今後もブログを読んでもらえればいいや。

 

それにしてもこのブログは不作が続くな

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高校生にIT業界について話してきた件【前編】

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4月になり新社会人となって社会に揉まれ始めている若者もいるだろう。私の会社にも入って来ているようだが、研修中とかでさっぱり遭遇しないし、同じ部には一人も配属されないことが決まっているので、新入社員は都市伝説のカテゴリに勝手に登録している。


新社会人ではないが、街や駅で見かけて何をやっているかわかるのは就職活動中の学生である。本格的に就職活動が始まったようで、リクルートスーツに身を包んだ就活戦士たちが忙しそうに歩き回っている。没個性なんて言われているが、はみ出しものを排除する風潮はまだまだ根強い、ずいぶんと勝手なのが世間であるが、頑張ってほしい。就職活動に失敗し半年で潰れる会社に入社した私に言われてもな感じであるが。

 

就職活動であれば業界を研究して、会社を研究して、自分自身を分析して、採用試験に臨んでいく。失敗した私(ry、就職活動をしてようやくその必要性に直面するのだから、もっと若い子どもたちにそもそも「仕事」について考えさせる機会はなかなかない。思い返すと自分も義務教育の頃、将来の夢と聞かれては新幹線→ヒーロー→スポーツ選手→探偵→弁護士と変遷していった記憶がある。当時見ていたTV番組に大いに影響をうける子どもだった。サラリーマンなんて選択肢に入ったこともない(後に公務員がランクインするが)。もっと現実的な仕事の説明を子どものうちにやってあげるべきなのだ。

 

というわけで、去年の夏ひょんなことから高校1年生に仕事について話をした時のことを書こうと思う。雑誌の付録の腕時計を手に入れてすぐである。

 

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きっかけは友人の姉で私立高校教師からの依頼だった。定期テストの最終日、試験終わりの一番眠い時に、生徒を集めてどんな仕事なのか説明しろという。私以外にも様々な職業の人がいた。銀行マン、看護師、その他、よく覚えてないけど年齢も性別も、ましてや格好もフォーマルからラフまで多種多様な人がいた。合計13人くらいがそれぞれ1教室あてがわれ、生徒たちが話を聞きたい第一希望の教室で話を聞き、次に第二希望へ移動という2部制で行われた。

 

私はIT業界担当として呼ばれた。頼んでいたIT業界担当の人が都合が悪く代理で呼ばれたわけだが、一応一ヶ月くらい前にオファーをもらっていた。弊社には主に大学生が就職活動に訪れるので、そのための資料をくすねて(私は説明会に呼ばれたことがない)、それを読み上げることだけを考えていた。そう、その時はまだ、平和にことがすぎると思っていた。

 

開始前に会議室にあつめられ学校のパンフレットと謝礼の商品券が入った校名が記載された手提げを渡された。そんなアピールしなくても、私はここ(学校)にいるよ(feat.青山テルマ)な気分になる。謝礼については書いていいのかわからないので飛ばすが、現金じゃないのでパチンコには使えなかった。

友人の姉と挨拶をしたあとはパンフレットを眺めたりまわりの講師を観察してたりしたら校長がやってきた。校長は「試験後なので眠そうにしている生徒もいると思いますが、叱って起こしてやってください」と言っていたが、モンスターペアレンツが話題になってる昨今、素人の社会人が注意できるわけがない。願わくば、私の話を聞きに来る生徒が極力すくなからんことを、全員居眠りしますように。

 

教室に入ると第一希望「IT業界」選択の生徒がすでに待ち構えていた。その数、40はくだらない。うちの部署だってそんな人数はいない、こんな人数の前で話をするって結婚式くらいなものである。もう二度としないだろう。モニターと持参のPCを接続し資料を写す。

 

高校1年生、つい半年前まで中学生だった人間の集まりである。考えたら自分の半分も生きていないのである、緊張する必要なんてない。男女比は7:3くらいか。

 

思いの外長くなったので後編に続く

 

ガチガチである

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おっさんが伝えるアカスリのススメ

 

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昨今、銭湯やサウナが話題になっている。温泉どころ群馬県の出身者として温泉好きではあったがここ数年流行りに乗じてサウナに至上の幸福を感じるようになっている。
東京だとほぼ均一価格460円の純粋な銭湯もいいが、1000円程度で一日中いられて寝れるわ、漫画も読めるわ、ビールも飲めるわというスーパー銭湯は現代のユートピアと言って差し支えない。そんな温浴施設の紹介は大小様々なメディアが取り上げ、インフルエンサーが紹介しているのでそちらに譲ろう。そっちには写真もあるからね。

 

私がおすすめしたいのは、アカスリである。

 

垢を擦る、あのアカスリである。どのようなイメージを持っているだろうか。女性がやるエステみたいなものと思ってる方もいるかもしれないが、そもそもエステがどういうものか知らない。ほぼ裸で体を触られて気持ちいいってうっとりするのであれば、かなり近しい。

 

経験則から現在ほぼすべてのスーパー銭湯にアカスリサービスがあると言って差し支えない。ないスーパー銭湯は早急に検討をしてもらいたいのだが、ないにはないなりの理由があるのだろう。想像するに、一番の理由は韓国人女性がいないからに違いない。アカスリは韓国人女性じゃないとできない高度なテクニックが必要なのではと勘ぐってしまうくらい、韓国人女性しかいない。法律で決まっているのだろうか。


アカスリの予約は脱衣前にするのが基本である。そもそも受付は脱衣所の中にないので、張り切りすぎて裸で受付しないように。予約はどんなに空いていても20分以上先にしたほうがいい。事前に湯船で温まっておく必要があるからだ。コースは様々あるが基本の30分コースから始めるのがいいだろう。基本で十分アカスリの素晴らしさを感じることができる。

 

予約が済んだらかけ湯をして湯船でしっかりと温まっておくこと。こうすることで、なんかが良くなるとは思う。温まりが足りなくて怒られたことがあるから、むしろ必須といえよう。温まったらいざアカスリ広場へ。脱衣所と浴場の間にあるぞ。施術スペースにはいると韓国人のおばさんが待ち構えている。ぴったり目のタンクトップにショートパンツ、足は風呂洗い用ブーツというのが基本装備だ。

 

 

おふろ用ブーツ1足 (?26cm)

おふろ用ブーツ1足 (?26cm)

 

 

 

アカスリされる方の装備はと言えば、店にもよるのだが、腰巻きタオルの場合と、エッチな下着の場合がある。最近行くアカスリは紙のTバックである。思わず「こんな装備で大丈夫か」と自問自答するが、韓国の母(オモニ)は容赦なく私のタオルを奪い去り紙パンツを履くよう促す。文字通りほぼ丸裸な状態で仰向けに寝る私に対して、両手に鍋つかみミトンみたいなアカスリを装備するオモニ。目隠しをされるので姿は捉えられないが、おそらくバルタン星人に変身してる。たまにフォッフォッフォッて聞こえる。

 

仰向けの私をバルタン星人は容赦なく擦ってくる。唯一の装備、紙パンティの守備範囲さえ容赦ない。こんな装備じゃやっぱダメだった、としか言いようがないキワキワのとこまで攻めてくる。もの自体を避ければOKくらいに考えていそう。俯瞰して自分の姿を見れないので想像でしかないが、どこかの食品加工場で機械作業的に捌かれてるように見えるんじゃなかろうか。


表面が終るとうつ伏せになるように言われる、裏面のターンのようだ。裏面も満遍なく擦られる。お尻なんてTバックだから99.9%裸、刑事事件の有罪率と一緒である。ほぼ裸に対して容赦ないオモニ。この時足の裏もアカスリされるのだけれど、どうにも足の裏はくすぐったい性分なので、必死に下唇を噛んで耐えた。

 

そうこうしてるうちに両面のアカスリは終了、最後に石鹸(のようなもの?)で身体をコーティングされ、シャワーで流して終わりである。紙パンティは見事に引きちぎられた。

肌がものすごい弱い人は注意したほうがいいのかもしれないけれど、一般的なナイロンなどのボディスポンジで身体をあらうよりも力強い気がするのに肌が傷んでる気はしない。その加減なんかがものすごいテクニックなんだろう。昔百均でアカスリを買って試してみたけど、垢は取れるけどもれなく皮膚が赤くなったものである。

 

肝心の垢だが、私の身体の70%は垢でできているのではないかと思うくらい出土した。その御蔭なのだろうけれど、肌がおそろしくすべすべになり、同じ装備0だけど守備力は下がった気分である。身体に引っかかる部分がない、気分は球体か皮に包まれた陰茎である。刺激に弱いのですぐ果てる。

 

余談になるが、小学2年の頃、国語の授業参観でみんなで朗読をすることがあった。事前に読むパートが決められているのだが、挙手制をとり、保護者に対して我が子の積極性をアピールする、やらせ、八百長、茶番であった。その題材が『垢太郎』だったと思う。調べたところ『力太郎(ちからたろう)』というタイトルだった可能性もある。
長いこと入浴していないおじいさんとおばあさんが体をこすって垢を出し、集めて人形を作ったらそれが子供となり大きく育つ物語である。垢太郎と名付けられたその子は、名前に疑問を抱くことなく大きく育ち、定番である鬼退治をする。

この物語で私の朗読パートは鬼がやられるシーンだった。

 

「んぎゅ、むぅ」

 

鬼はこう言い残して絶命することになるのだが、私はここに感情を込めて朗読をし、ものすごい評価を得た。ものすごい評価を得てどんどん煽られたものだからどんどんものすごい感情を込めていった結果、朗読パートが減りに減って上記のセリフのみになった。プロフェッショナル仕事の流儀に取り上げられてもおかしくない。

 

これが授業参観でなければ幸せであった。

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Health Mateで睡眠管理をしたので睡眠を晒す

 

 

 

前回話したSteel HRで管理している私の睡眠について紹介する。その前に人間にとって最適な睡眠時間をご存知だろうか。

 

答えは人それぞれである。

 

そんなこといったら元も子もないのだけれど、人には好みがあるように最適な睡眠時間がある。友人に恋人の写真を見せられてリアクションに困ったとしても、友人にとってはその恋人がタイプなのである。とはいえ100人いたら97人は美人だと言う、佐々木希みたいな人間がいるように、だいたい7時間くらいが目安と言われている。美人だとは思うけども、自分はもっとむっちりした方がタイプだなあという意見は97人に含むものとする。

 

多くの調査によって7時間が健康で長生きするのに最適な睡眠時間となった結果である。7時間より1分でも短かったり長かったりするとその分寿命が縮むと考えるといいかもしれない。

 

前回説明で割愛してしまったがSteel HRで取得したアクティビティや睡眠の記録はスマートフォンアプリで管理する。その他にも時計として時刻を合わせることだって、アラームのなる時間を設定するのだってアプリからなのだ。この竜頭は引けないし、回せない。できるのは押すだけである。

 

そのスマートフォンアプリ「Health Mate」でまず目標睡眠時間を設定させられる。とりあえず目標として7時間を設定した。単純な睡眠時間だけでなく、週末と平日の睡眠時間(とそもそも寝ている時間帯)に差がなければないほどいいと耳にタコができるほど聞かされた。ちなみに自動読み上げ機能はついていないので正確には読んだ。

 

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これが2月の私の睡眠の記録である。薄い色ほど短い睡眠時間で濃くなれば長く、緑になると目標達成となる。色がついていない日は時計を外して寝たか、たはまた眠らずに踊り狂ったかである。ちなみに電車で居眠りしても睡眠にカウントされない。横になって寝たらわからないけど、財布をすられると思う。

 

1日の眠りの内訳がこうなる。目標の7時間に対してどれくらい寝ているかを画面に見せてくれるのがこちら。何事もない平日の睡眠データである。

 

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0時27分に床に入り、6時23分に起床している。棒グラフみたいなやつが重要で、眠りの深さを表している。アラームもタイミングを見て起きやすい、二度寝しにくいタイミングで起こしてくれる。

棒グラフが3種類あるが、睡眠の種類は2種類ある。レム睡眠とノンレム睡眠を聞いたことがある人も多いだろう。違いは眠りの深さであり、グラフで言うと水色が浅いレム睡眠、濃い青が深いノンレム睡眠である。灰色は実は起きている状態を示している。

 

深い眠りと浅い眠りを3,4回繰り返すのが人間らしいのだが、この日は繰り返し過ぎたようだ。ほとんど浅い眠りを満喫してしまっている。合計で6時間弱と目標と長寿の7時間に届いていないのだが、さらにほとんど浅い眠りということは疲れなんか取れずに蓄積する一方ではないだろうか。将来が心配である。

 

こんな具合で、どう活かすかは自分次第だが、一応は管理してくれる。本当に正確かどうかはわからないが、目安にはなると思う。

ちなみに、東京に大雪が降り、友人宅の世話になった挙句友人の出勤を見送り、寝直した日のグラフがこちら。

 

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ちゃんと合計してくれるし、ここでは見えないが睡眠じゃなくお昼寝って可愛く書いてある。

この時計、お昼寝のある国からやってきたのかもしれない。

 

見返してみると何事もない平日は6時間、休日は8時弱の睡眠をとっている。安定した睡眠は難しいものだなと思う。飲んで終電を無くし付き合ってくれる友達も無くして漫画喫茶で寝た時も、うまく睡眠と心拍が取れてなかった。そのまま会社でも死んでたのでひょっとしたら心拍も止まっていたのかもしれない。

 

 はやく健康になりたい。

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Nokia Steel HRを始めてみたレビュー

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1月末にNokia Steel HRを購入した。心拍数・睡眠リズム・歩数などを計測し、スマホアプリに記録してくれるいわゆるスマートウォッチである。
2ヶ月ちょっとたったので、レビューというかまあ感想を伝えようと思う。

 

開封の儀とか、初期設定とかそういうのは詳しいプロの方に任せる。

gigazine.net

そもそも私は腕時計をしていなかった。持っていなかった。さすがにということで雑誌の付録の腕時計をしていたのだが

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雑誌の付録ということで作りもまあ相応といった感じ、無事に壊れてまたNO Watch生活を送っていた。
昨今はスマホで済んじゃうという意見も多いし、事実、自分もそう思ってた。でも、腕時計で時間を知るのとスマホで時間を知るのでは、圧倒的に格好良さが違う。腕時計の方が、スマートフォンより圧倒的にスマートである。スマートという名前はお飾りなのだろうか。ん?スマート?スマートなウォッチ・・・なにそれ素敵、ということでスマートウォッチを意識することになった。

 

その存在は数年前からもちろん知っていた。apple社からappleWatchが世間を騒がせていたのは記憶に新しいし、友人は時計なんだかわからないがアクティビティを計測してくれるやつを手首に巻いていた。こちらは時計という感じはあまりしなかった。そのままであるが、アクティビティを計測するのか、といった程度の感想だった。

当時はappleWatchのイメージが強くて、suicaの代わりにタッチしたり、着信を教えてくれたり、腕にするスマホという認識だった。ウェアラブルバイスもアクティビティもよくわかっていなかった。

 

多機能すぎるそいつらはもちろんデジタル画面である。私は、社会人の腕時計はアナログがいいという偏った思想を持っていて、どうしても試してみる気になれなかった。聞けば聞くほど便利なのはわかるのであるが、でもデジタルでしょ、という思いに苛まれた。

あと一押しがほしかった。麻酔銃機能もついていたりしたら、間違いなく買っていたと思う。しかし現実には眠らせて代わりに推理を披露する場面もなく、良からぬ使い途しか思い浮かばないので、なくてよかった。

 

私が時計に求めるのはスマートに時間を知る機能くらい、一方スマートウォッチに求めるのは、睡眠時間を計測してくれて、良きタイミングで起こしてくれる機能くらいである。

多機能すぎるスマートウォッチは私には使いこなせない。ファミコンPS4のゲームはできないのである。限られた機能でいいのでアナログの時計はないものかと探していたときに見つかったのがこの時計である。

 

見た目はほとんどアナログ時計だが、常時歩数と心拍を計測してくれるし、運動したときはその活動(これをアクティビティとよぶのだ!)を記録してくれる。そして心拍計測の流れで、睡眠時間やその内容を記録してくれる。

アラーム機能もついていて睡眠のリズムから眠りが浅く起床しやすいタイミングに振動して起こしてくれる。起きられるし、自分がどの程度熟睡できているのか、休めているのか参考値ではあるが、客観的にわかるスグレモノである。

 

今まで全く腕時計を付けていなかった人間が睡眠管理のためとはいえ寝る時も腕時計をしているという点に最初は違和感を覚えたが、そこまで重かったりゴツゴツしてないので気にならない範囲である。シリコンベルトも14段階で調整可能なので、クロコダインでもない限り誰でもぴったりにつけることができる。

今やすっかり体の一部といって差し支えないレベルになっているし、怖くてやらないが、水泳のアクティビティを記録することもできるらしく、及びながらも付けられるようだ。私はお風呂にだって怖くて付けないが。

 

自分の睡眠データなどを開示しようと思ったが、長々と書いてきたので別の機会にする。

 

自ら竜頭を長押しすることでアクティビティの記録開始ができるのだが、心拍に反応して勝手にアクティビティを記録してくれることがあった。一回は遅刻寸前で自転車で爆走していた時。もう一回はオールとなったカラオケでものすごい騒いだときであった。

こうなると気になるのはスポーツに称される性交渉をしたときにアクティビティとしてカウントされるのかどうかである。一人では残念ながら(?)カウントはされていなかったが、相手のいる行為をして試してみたいと思っているので、よき実験理解者が出てくることを祈っている。

 

 

 

 

数年後、ホテルに誘う言い訳が「アクティビティのチェックだから」になっている未来が

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30過ぎのおっさんが5歳児に逆ナンパされる事案が発生

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先日娘とショッピングモールに行ってきた。空気を入れた遊具の中で一緒に飛んだり跳ねたりさせられてて一瞬で息が上がったりしたが、世の父親を満喫した。
今回の話は娘の言動とかではないのだが、敷地内の公園によくある遊具で遭遇した事案についての話。

 

幼児向けの公園には往々にして、跨って前後に揺れるだけの遊具がある。一昔前に流行ったジョーバ(乗馬運動を脂肪燃焼に使う健康器具)の自力&前後のみ版といったやつ。

調べたところそのままスプリング遊具という名前らしい、そのまますぎる。一人のものから2~3人乗り合わせるタイプまである。
一体何が楽しいのか、今となっては自分にはわからないが、子どもには大人気である。
そういった遊具で遊ぶには娘はまだ若干小さく、心配で補助をしていた。周りにはもっと大きい子どもがたくさんいて危なかった。

 

「あたし、何歳だと思う」

 

娘が乗っている複数人タイプのスプリング遊具に乗ってきた子どもが話しかけてきた。異性からされて面倒くさいと思う質問ランキングで確実に上位に食い込むであろう質問を、初対面のよりによって女児からされた僕は――思わず一人称も村上春樹の小説の主人公である――やれやれと回答を逡巡する。

誤解と炎上を覚悟で言うが、女というのは面倒くさい生き物である。それは同時に(保身のために言うと)男にも当てはまるのだが、とにかくこの手の質問でいい結果を得た記憶がない。

 

実年齢よりも下に言えば、嬉しがる、かと思えば「そんな子どもじゃない」と言う。たまに気を遣われすぎてバカにされてると感じる人もいる。

それならばと上に言えば、激高するか落ち込む。あんな空気になったキャバクラは地獄以外の何物でもない。嫌気が差して適当に答えているが、極稀に的中してしまうこともある。見事に当たったのだから褒めてくれと、賞品をくれと思うものだがなんとも言えない微妙な空気になる。正解が全くわからない。

 

これまでの経験は成人女性からの質問であり、また当然のことながら学生時代に同級生からされることもなかった。人は過去から、歴史から学ぶと言うが、今回は未知である。幼児に気を遣いすぎると、回答が受精卵になる。

少なくとも娘より大きいのは見た目からわかるのだが、2歳半の娘とも月に数回会うくらい、世間一般の幼児なんか年齢を気にして見たことないのだ。

 

「さ、3歳、くらい・・・?」全くわからない僕はいつも以上に適当に答えた。次の瞬間「ブー、5歳でした」不正解のブザーが響き渡った。そうか、5歳でこれくらいになるのか。3歳児ってそこまで急に大きくなるもんじゃないのか。一つ勉強になったし、不正解は全く悔しくない、後悔もない。

そもそも誰なんだ、この子どもは。保護者は何やっているんだ。5歳ということは小学校前であるし保護者が見ていなきゃだろう、不審者に声かけられたりしたらどうするのだろう。・・・。この状態だと僕が不審者になりかねない。早いところどっか行ってくれと祈っていると、次の質問が飛んでくる。

 

「あたしは誰でしょう?」

 

知る由も無い。興味もない、ヒントもない。たとえ東大生だってこの回答は導き出せない。突然話しかけてきて年齢を当てろって言ってくる、ちょっとお近づきになりたくない子ども、としか言いようがないのだが、さすがにそう答えるわけにもいかず、僕はその瞬間、この世で一番ぎこちない苦笑いを浮かべる。しびれをきらした女児は自分の名前を名乗った。

すでに十分にパニック状態であったし、その名前が次回の期末テストにでるとも思えなかったので、聞き流して「なるほど」とつぶやいた。気分はすっかり小説の主人公、世界中のトラブルが自らの身に降り注いでいる。いい加減この場をさらないと女児が機嫌を崩して泣くなどして周囲に誤解を与えかねない。しかしまわりこまれてしまった。

 

「どこの保育園いってるかわかる?」

 

知らねえよ。思わず口も悪くなってしまったが、近所に住んでいるわけでもないのでその時の保育園情報など全く頭にない。娘の保育園だってよくわからないままだったのだから。先程と同じように中空を眺めながら頭を掻いていると、諦めた女児はため息混じりにどこどこ保育園と所属を告げた。君はいったい何歳なのだというほどの、大女優の風格だった。

 

まだ遊びたがっていた娘を無理やり遊具から下ろし、逃げるようにその場を離れた。

 

ね、お巡りさん、つまり僕は何もやっていないのだ。

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食事とうんこ、その関係

 

 

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飯を食べると比較的すぐにうんこをしたくなる体質である。腸が極端に短いのだろうか。
昔は食べてすぐお腹がぽっこりと出てきていたのを胃下垂のせいと言っていたが、今となっては、お前は一体いつが食前なんだと思うくらい定位置化している。だから腸が短くてすんでいるのではないかと思う。

 

トイレはウォシュレット必須派の私だが、ウォシュレットとかそんなレベルではなく、食後のトイレは死活問題である。

 

毎朝、朝食をとって2時間半かけて出社している。
毎度毎度朝食直後にトイレで一息つく余裕があればいいが、電車一本逃すことはすなわち遅刻に直結するので私は便意にそっと蓋を閉じて会社に向かう。気づかないふりをした便意は出社までおとなしくしてくれればいいのだが、毎回聞き分けのいい便意というわけでもない。長距離通勤者にとって便意は親の敵よりも悪であり、ラスボスである。毎日ではないにしろ週に何度も会いたい相手ではない。どんだけクライマックスくるんだ。

 

どうしても我慢できなくなったら途中駅で下車してトイレに駆け込むことになるのだが、下手したら遅刻である。さらに駅のトイレは往々にして汚いので、精神的ダメージを(漏らすには及ばないものの)28削られる。私のHPはMAXで33である。漏らした場合のダメージは50である。
なるべくトイレに駆け込む事態にならないように呼吸を整え、寝れるところでは眠り、便意を忘却の彼方に放り投げる。なんとか会社にたどり着いても体力は大幅に削られる。半分くらい。そうなると、もう仕事どころじゃないよ。

 

昼飯は、社外に出たり、デスクでコンビニ弁当食べたり様々だが、決まったような時間に済ませる。厳密に決まっているわけではないが、多くの同僚たちが同じ時間に食事をしている故に、食後はトイレに人が殺到している。物売るってレベルじゃねえ状態である。ここでは便意とも、同僚とも戦わないといけないのである。そうなると、もう、仕事は、ねえ。

 

夜も2時間半かけてかえることになるのだが、朝と同じことが起きるリスクがあるので、なるべく夕食は取らず家に帰ってから適当に済ませることが多い。必然、遅い時間帯での夕食となるので体がドンドン仕上がっていく。夕飯後は優雅に家のトイレを満喫できるのだが、それよりも眠くて睡魔が便意をフォール勝ちしてしまってそのまま寝ることも多い。
寝てる間にうんこを漏らすようなことは今の所ないのだが、夕飯に日本むかしばなしに出てくるようなご飯と、TVチャンピオンでしか見たことのないおかずの量が出てきたら、肛門が仕事をし通してくれるか自信がない。そもそも実家が相撲部屋になったのかと疑う。そんな朝には、もう、仕事いけない(泣きながら)。

 

 食っては出すを繰り返す生活を送っているので、その他一切の活動を無視すれば、うんこ製造マシーンである。ただし、これは誰だって同じである。あのアイドルだって、アラブの石油王だって、食っては出す。これは私が唯一自慢できる彼らとの共通点である。
それ以外の時間に何をやるかが問題なのだけれど。

 

ここまでで私のうんこ製造マシーンとしての活躍を書いてきたが、たまに、極稀にだが、食事中にうんこに行きたくなることがある。そして、我慢の限界が来てトイレに行くことになる。主に休日に家で、時間の制約のほぼない状況で起きる。
休日になると私の緊張の糸はぷつりと切れ、惰眠を貪ることがほとんどである。飼い主がそんなだから、もちろん肛門もダラダラしているのかもしれないし、なんなら腸まで仕事したりしなかったりなのだろう。大事な場面で便意を伝えてきたり、我慢の限界を迎える。

 

生理現象なので仕方ないことではあるのだが、食事の途中でうんこいって帰ってくるとなんだか複雑な気分になる。普段でさえ、さっき飯食ったよなと思いながらうんこするのに、食事の間にうんこである。タイムテーブルにしたら、うんこを食事で挟んでいることになる。

 

こうなるともはや、うんこを食っている気がしてくる。

 

うんこをするために食べるのか、食べるためにうんこをするのかと迷っていたら、そのままうんこ食べたほうがいいんじゃね?と思ってしまった。食料自給率100%である。
サブリミナル効果などあるので、せっかくのカレーがうんこだと頭が認識して体に異常が出たら怖いなと思うのだが、その前に頭の異常を見てもらったほうがいい。


すっかり春である。

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